2009年5月19日火曜日

アルパインガイド協会に行った

アルパインガイド協会から案内が来て、新らしくガイドになる方の認定式に列席した。初めて会う方もいたので、刺激的だった。

それにしてもガイドは個性的な人ばかり。山の人らしい無口な方もいたが、話が止まらない方もいて、一様ではない。そのどなたもが、かつて記録的な登山を行った先鋭的なクライマーなのだ。本で名前を知っている人とも会うことができた。どうやら業界は相当狭いようだ。

私の立場は来賓。ガイド協会の会員ではないが、以前レスキューの認定をとったことで、お招きに預かったわけだ。もう数年前になるが、そのとき一緒に研修を受けた人が、すでにガイドになって、教える側にたっていた。

「続ければいいのに」「またやりましょうよ」と暖かい声を掛けてくださり、ありがたかったが、こちらはその後、人材育成にどんどんのめり込んでいったので、レベルの高さで知られるアルパインガイド協会のガイド研修には、時間を割けなかったのだ。

ロープやアイゼンなどを使わない範囲で人を山にお連れすることがある。それでも安全確保は重要事項で、日赤の救急法も消防署の救急法も講習を受けて、継続的な勉強はしているが、難易度の高い岩壁や冬期登山などは、ガイドしていない。おそらく今後もしないだろう。

登攀ガイドのような高度な技術を要する場所でなくても、自然に触れれば学びは得られる。夏の富士山でも、低山でも十分。それでも初心者には手応えがあるし、山に行かなくても人の成長を促す関わり方ができるように、トレーニングを重ねてきている。今はむしろ、山にお連れすることよりも、生き方に何らかのプラスの変化を持ち帰ってもらいたいという思いの方が強い。だんだん場所は問わなくなってきた。

山は私の生き方の道しるべ。だから自分では行きたい。もしいけないとしても、今後も何らかの形で、山と接していようと思う。プロの山岳ガイドとの話は、都会にいながら山の息吹を感じられる、なかなかいいチャンスだった。

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